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今日の一曲「Le laboureur」MASANKA SANKAYI feat.KABONGO TSHISENSA/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

 最近は「CONGOTRONICS 2」から一日一曲ペースで聴いていますが、今日は六曲目を紹介します。ちょっとスティール・ドラムのようにも聞こえる音はアンプリファイドされた親指ピアノ(これもリケンベでしょうか)だと思われますが、それにバラフォンや低音の利いたパーカッション、泥臭いヴォーカルとコーラス等がポリリズミックに絡み、摩訶不思議な妖しさとグルーヴを生みだしています。

 こういう音楽をヘッドフォンで音量を上げて聴いているとトリップしてしまいそうですが、聴きながら思ったのはアフリカに限らず黒人音楽にはこういう呪術的・儀式的な要素が感じられるものが多いということです。

 麻薬・ドラッグにしても、白人の場合は反体制とか不満のはけ口といったイメージがありますが、黒人の場合はもっと宗教的なイメージに結びつきます。 
 ラスタなどはまさにそうですし、ヴードゥーについては詳しくありませんが
やはりそんなイメージがあります。白人が押しつけたキリスト教にしても、プロテスタント系の黒人教会での牧師と信者達のトランス状態を見ると、音楽・儀式・麻薬(この場合は脳内麻薬物質でしょうが)の密接な関係について考えざるを得ません。

 この三者の関係については、黒人に限らず例えばチベットの密教音楽などアジアでもおそらく沢山見られるでしょうから、逆に白人が特殊と言えるかもしれません。しかし黒人の場合、宗教音楽だけでなくポピュラー音楽や、ジャズなどの高度に抽象的な音楽にもそういう要素が流れ込んでいるところがブラック・ミュージックの面白さ・不思議さではないでしょうか。

 うーん、話が思わぬ方に進んでしまい自分でも何を言っているのか分からなくなってしまいましたが、こういうことに興味のある方がいらっしゃれば是非ご意見を伺いたいところです。
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23:10 | africa | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Koyile/Nyeka Nyeka」KASAI ALLSTARS feat..Tandjolo/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

 昨日に続きアルバム「CONGOTRONICS 2」から、二曲目に入っているこの曲です。メンバーに多少違いがあるかもしれませんが、昨日紹介した曲と同じカサイ・オールスターズによる演奏です。ちなみにライナーによると、このグループはコンゴ南部のカサイという地方の、いくつかのグループからの選抜メンバーによる臨時グループだそうです。

 この曲は二部構成のようになっていて、最初はゆっくりめのテンポですが、一旦ブレイクした後テンポの早い祝祭的な展開になります。というかタイトルを見てみると、もしかしたら二つの曲をメドレー形式で演奏しているのかもしれません。

 それはともかく、前半・後半とも一定のフレーズを繰り返すミニマルな形式で、その上で繰り広げられる女性コーラスと男性ヴォーカルとのコール・アンド・レスポンスがトランス効果を生み出しています。
 バックの演奏も、色々な楽器のノイズ成分(和楽器でいうサワリ)が呪術的な感じをより強調しています。

 ミニマルというと、私はスティーヴ・ライヒが大好きなのですが、もしかしたらライヒの音楽はかなりアフリカ音楽を参考にしているのではないかと今ふと思いました(私が知らなかっただけでライヒ・ファンには常識的な事なのかもしれませんが)。ライヒなどのいわゆるミニマル・ミュージックは完全に意識的にやっていますが、アフリカの人達はナチュラルにやっている感じに聞こえます。生活に根ざしているというか、血がそうさせるというか。どちらが優れているという問題ではないのでしょうが、アフリカ音楽のこの力強さ・生々しさは、他では得られない魅力があると思います。
00:21 | africa | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Wa Muluendu」MASANKA SANKAYI+KASAI ALLSTARS feat.MUTUMILAYI/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

congotronics2.jpg


 これは強烈です。ほとんど何も知らないまま、さほど期待せずに聴いたのですが、ビックリしてしまいました。

タイトル通りコンゴの最近の音楽を集めたオムニバスで、民族楽器とエレクトリック楽器が違和感なく絡み合っています。

いわゆるワールドミュージックの範疇に入るのでしょうが、ポップスというよりはもっと泥臭く、しかもモダンな響きがするという不思議な音楽です。

今回は一曲だけ紹介しましたが、他にもスゴイ演奏ばかりです。いや、コンゴは今凄いことになっていますね。

17:26 | africa | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「kandjoura」TOUMANI DIABATE/アルバム「DJELIKA」より

 昨日の文章で、アフリカのコラという竪琴について少し触れたので、今日はマリのコラ奏者トゥマニ・ジャバテのアルバムから一曲紹介したいと思います。

 このアルバムはコラ・バラフォン(アフリカの木琴ですね)・ンゴニ(ネットで調べても、アフリカの三味線という意味不明な説明しかなかったのですが、写真で見るとウクレレ位の大きさの弦楽器で、音を聴くとなぜかベースのような低音を出しているのがそうだと思われます)という編成が基本になっており、曲によってウッド・ベース、カマレ・ンゴニ(これもよく分かりませんが、ネットで調べると六弦ハープとなっており、音を聴くと低いコラのような音を出しているのがそうだと思われます)が参加しています。

 このアルバムには伝統的な曲だけでなく、オリジナルも入っているようですが、輸入盤なので詳しいことはよく分かりません。この曲は基本の三人だけで演奏しており、コラとバラフォンが交互にアドリブを取り、主役のコラも勿論ですが、バラフォンも名人芸らしい演奏を聴かせてくれます。

 このアルバムは何年も前に入手したまま、ほとんど聴かずにほったらかしていて、今回初めてある程度集中して聴いてみたら「あー、何だか分からないけどなんか良いかも」と感じられました。この手の音楽に関してはほとんど無知に近い状態なので、正直良い悪いを判断する力を持っていませんが、派手さはないもののジワジワ利いてくる感じがあります。なにより素朴ながらも温かい音色が良いですね。

 

 
00:15 | africa | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

今日の一曲「mother africa」MARIJATA/アルバム「GHANA SOUNDZ」より

 このブログ初めてのアフリカものです。アルバムのサブタイトルは「AFRO-BEAT,FUNK AND FUSION IN 70's GHANA」となっている通り、70年代ガーナの主にファンク調の曲を集めたコンピレーションです。

 アフリカ音楽には興味はあるものの全然詳しくないのですが、フェラ・クティは大好きで、このアルバムはサブタイトルに惹かれて数年前に購入しました。

 ここには14組のグループが一曲ずつ収録されており、アメリカのファンクに近いものもあれば、ハイライフをもっとファンキーにしたようなものまであります。この曲はギターのカッティングにJBの影響を感じますが、フェラ・クティや70年代のマイルスに通じる祝祭的なリズムを持っています。

 サビで転調する以外はワンコードで通す(JBの「sex machine」と同じ)シンプルな構造ですが、座って聴いていても思わず上半身が揺れてしまうほどの素晴らしいグルーヴ感です。

 これはどの曲にも言えることですが、アメリカ音楽に大きく影響を受けていながら、洗練しきらない(しきれない?)野暮ったさというか泥臭さが私にはとても気持ち良いです。

 この曲はインストですが、ヴォーカルの入った曲もあり、その訛ったような感じの歌がこの音楽になんとも良くマッチしていると思います。

 このアルバムは購入してしばらくの間よく聴いていたのですが、今回久しぶりに聴き直して正直飽きてしまった曲もありますが、この曲はやっぱりいいなと思いました。他にも良い曲があるのでそれも後日紹介したいと思います。
00:19 | africa | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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