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HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その4

A-3「past lives」

アンソニー・デイヴィス作曲。フルートの無伴奏ソロから始まりますが、「プゥーッ!」(マイケル・ジャクソンではない)やら「ドゥーン!」(村上ショージではさらにない)など声を出しながらのプレイは、ローランド・カークを思わせます。
 その後しばらくして他の楽器も入ってきますが、アンサンブルというよりも、お互いに探り合うような絡み方です。
 しかし、フルートのあるフレーズから他の楽器もそれに合わせ始め、ミステリアスなメロディと牧歌的なメロディが交互に現われます。これはフルートだからこそ出せる雰囲気だと思います。このメロディによって、フルートという楽器の素晴らしさを改めて知った思いがしました。
 そして思索的なインプロヴィゼイションに戻り、またテーマが出てくる、という繰返しです。
 こういうグルーヴ感のない現代音楽風な演奏は苦手なのですが、この曲はメロディが素晴らしいので、全然気になりません。というかインプロヴィゼイションよりメロディを楽しむ曲だと思います。地味といえば地味な曲かもしれませんが、個人的にはこのアルバムの裏ハイライトではないかと思っています。
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22:31 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その3

A-2 「hocket in the pocket」

 アンソニー・デイヴィス作曲。8ビートとフリー・リズムが交錯する、なかなかカッコ良い曲です。フリーにやっている時に突然8ビートに戻ったりするので合わせるのが難しいと思うのですが、4人共息の合ったところを聴かせます。なおかつ全員しっかり自己主張していて、それぞれに聴かせどころがあります。こういう曲では周りの音にかき消されはしないかと心配だったflも声を出しながらの熱演です。いいぞ、ニュートン!


 

 
00:15 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その2

A-1 「forever charles」

 ジェイムズ・ニュートン作曲。フリージャズを予想していたら、ところがどっこいオーソドックスな新主流派サウンドです。tbのジョージ・ルイスが参加していますが、スペシャル・ゲストのはずが同時にソロを取るflのジェイムズ・ニュートンの引き立て役みたいに感じられてしまいます。洗練された曲調でしかも速いテンポなので、歯切れの良いflに比べるとモソモソした音色のtbが地味に聞こえるのはやむを得ません。謀りおったな、ニュートン!とジョージ・ルイスが思ったかどうかは知りませんが。
 でも一番美味しいところを持って行ったのは、2人が吹き終わった後テンポ・ルバートでそれまでの雰囲気を一変させ、元のテンポに戻ったと思ったらガンガン弾きまくるpのアンソニー・デイヴィスだったりします。漁夫の利っていうんですかね、こういうの。違うか。
00:04 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その1

20061016204707.jpg

  ANTHONY DAVIS(p)
  JAMES NEWTON(f)
  RICK ROZIE(b)
  PHEEROAN AK LAFF(d)
  GEORGE LEWIS(tb)

 アンソニー・デイヴィスとジェイムズ・ニュートンの双頭コンボによる、1979年のアルバムです。カルテットと書いているのにメンバーが5人いるのは、トロンボーンのジョージ・ルイスがスペシャル・ゲストとして参加しているからです(全曲参加ではありません)。
 このアルバムのメンバーの演奏を私は聴いた事がありませんでしたが、ベーシスト以外の人達の名前は聞いた事がありました。いわゆるロフト・ジャズというカテゴリーに入る人達のようです。インディア・ナヴィゲーションというレーベルから発表されたアルバムで、このレーベルはロフト・ジャズのアルバムを多く発表しています。このレーベルではデヴィッド・マレイ、ハミエット・ブルイエット、アーサー・ブライス、チコ・フリーマンのアルバムを私は持っています。
 フリージャズでのフルートというと静かめの曲の時、サックス奏者が持ち替えて吹くというのが一般的ですが、ジェイムズ・ニュートンはフルート専門の演奏家で、かなり珍しい(この人だけかも)と思います。激しい曲だったら他の楽器に埋もれて聞こえないんじゃないの?といやーな予感が聴く前からしてしまいます(実際そういう演奏を聴いた事があるので、余計そう思います)が、実際どうだったかは次回以降に書いていきたいと思います。
13:52 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今月紹介予定のアルバム

 先日アルバムを2枚買ったので、今月はこれらを紹介したいと思います。


「PARISIAN CONCERT、VOL.1」ARCHIE SHEPP QUARTET

「MARZETTE&COMPANY」MARZETTE&COMPANY


 どちらもフリージャズのアルバムです。別にフリージャズを狙って買ったわけではないのですが、なぜかこうなってしまいました。
 そういえば先月買った「HIDDEN VOICES」がまだ紹介出来ていないので、次回はこのアルバムを取り上げたいと思います。
01:13 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

ORNETTE!/ORNETTE COLEMAN  その2

ornette!.jpg

 このアルバムは1961年の1月に録音されました。つまりあの「フリー・ジャズ」からほぼ1ヶ月後の録音ということになります。オーネット以外のメンバーは、ドン・チェリー、スコット・ラファロ、エド・ブラックウェル。全員「フリー・ジャズ」に参加した面子です。ただし、この時はエド・ブラックウェルのみエリック・ドルフィー側で演奏しています。 
 発表当時は全4曲で(私の購入したCDには1曲ボーナス・トラック付き)、音楽的には他のアトランティック時代のアルバムと同じといって良いと思います。2曲目は前後のテーマ部分以外はドラム・ソロで、オーネットとチェリーのソロはありません。残り3曲はどれもほぼ同じ位のテンポ(速め)で、それが単調な印象を与えている感があります。個人的にはオーネットの、少し歪んだようなバラードが好きなだけに残念です。ドラムが単調でソロイストとの絡みが少ないのでオーネットとチェリーのソロに期待したいところですが、良くも悪くもなくといった内容なのでちょっときびしいものがあります。
 何度か聴いてもあまり印象が変わらなかったので、何か書く事は無いかなとネットで調べてみると、何とこのアルバムは最初発表する予定が無かったものの、当時は既に脱退していたベースのラファロの突然の死により急遽発表が決まったと言うじゃありませんか。本当のところはともかく、その文章を読んで「なるほど」と思ってしまいました。
 この録音の後ベースがジミー・ギャリソンに代わり、オーネットがテナー・サックスを吹いた「ORNETTE ON TENOR」を録音して第?次オーネット改造内閣(カルテット)は解散するわけですが、この時期の演奏を聴けば仕方なかったのかなと思います。あくまで想像ですが、「THE SHAPE OF JAZZ TO COME」の頃の、新しい音楽を創造している時期に特有の高いテンションを保てなくなったのではないでしょうか。それがメンバーの頻繁な交代や、テナー・サックスに持ち替えるなどの行動に現れているのだと思います。そしてその後にアルバムを発表した時にはメンバーが総入れ替えの上、1人減ってトリオになっていました。
 この文章を書いている段階では、あまり印象に残るアルバムではありませんが(最初の頃よりは面白く感じられてきましたが)、何を寝ぼけた事言うとるんじゃい、というこのアルバムのファンの方がいらっしゃれば、是非意見をお寄せ頂きたいです。今までと違う聴き方が出来て、このアルバムを好きになれるかもしれないので。
21:06 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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