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MARZETTE & COMPANY その1

marzette.jpg


 
A-1 「Backdrop For Urban Revolution」

B-1 「Ia」
B-2 「Geno」


Marzette Watts/bcl,ts,ss
Byard Lancaster/as,fl,bcl
Clifford Thornton/tb,cor
Juney Booth/b(side A only)
Henry Grimes/b
Sonny Sharrock/g
Karl Berger/vib
J.C. Moses/ds


 マーゼット・ワッツによるマーゼット・アンド・カンパニー名義の1966年録音アルバムです。と普通に書き始めましたが、マーゼット・ワッツって誰やねん、という関西の方もおられるかもしれないので説明したいのですが、実は私も知りませんでした。それが何か?(なぜか逆ギレ)
 とおバカな前フリはともかく、先日中古レコード店でふと見かけて、レコード会社がESP(アルバート・アイラーの「スピリチュアル・ユニティー」などで有名なフリージャズ・レーベル)だったのと、メンバーがフリー界では割と有名な人達が参加(といっても聴いて印象に残っていたのはギターのソニー・シャーロック位ですが)しているので思わず買ってしまいました。
 ライナーによると、リーダーのマーゼット・ワッツは1960年代の数年間活動しただけで消えてしまった異色のミュージシャンだそうです。もともと画家としてニューヨークで知られるようになったという事ですが、ジャクソン・ポロック(オーネットの「フリー・ジャズ」のジャケットで有名)流のアクション・ペインテイングを得意としていたそうです。ちなみに裏ジャケットを本人が担当しているので、見づらいかもしれませんが載せておきます。結構キテますよ。


marzette2.jpg

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22:25 | jazz | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

PARISIAN CONCERT, VOL.1/ARCHIE SHEPP その4

B-3 「blues free」
B-4 「sonny's back」

2曲共グレシャン・モンカーⅢ世の作曲。「blues free」は急速調の演奏で、疾走するドラムに乗ってシェップも快調に吹いています。「the magic of ju-ju」のタイトル曲を少し思わせる演奏ですが、60年代のようなエグさはあまりなく、音色もフレーズもより開放的です。ドラムも基本的には4ビートなので、むしろハード・バップに近いものを感じます(コード進行はありませんが)。

 「sonny's back」は1969年録音のBYG盤「YASMINA,A BLACK WOMAN」にも収録されているブルースです。タイトルにあるsonnyはおそらくソニー・ロリンズの事だと思います。何故そんな事が分かるのかというと、ロリンズの「blues for philly joe」にちょっと似ているからなんだよ、明智君!(古い)
 えー、それはともかく(ちょっと恥ずかしい)、BYG盤では14分にも及ぶ熱演でしたが、このアルバムでは4分弱で、前の曲の激しさから一転ク-ルダウンさせるような演奏です。というか、最後の曲(前にも書きましたが終わった後メンバー紹介がある)のようなのであっさり流した感じです。テーマもちょっとしか吹いていないテキトーさで、さすがライヴならではという感じです。
 ところでBYG盤ではドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ、もう1人のテナー・サックスがなんとハンク・モブレーというシェップのアルバムではちょっと信じられないメンバーです。推測ですが、BYG盤はフランス録音なのでもしかしたらこの2人はこの時フランスにたまたま居たから参加しただけなのかもしれません。シェップは同時期BYGに何枚か録音していますが、レギュラー・ドラマーのビーヴァー・ハリスは参加していません。シェップ・ファン以外の方にはどうでもいい話だと思いますが、個人的にはすごく興味のあるところです。

 余談ですが、メンバー紹介の後、(おそらく)シェップが「メルシー、ボクー」(フランスですから)と言うのですが、「メルシー!」、「ボクー!」、と言い方が黒人ぽい(?)のが面白いです。

 これでこのアルバムの紹介も終わりですが、これからシェップのアルバムを聴こうという方にはオススメしづらい(聴きやすくはありますが)ですが、メンバーが少し珍しいのと、シェップの「メルシー!」、「ボクー!」(しつこい)が聴きたい方もいらっしゃるかもしれないので(いるのか?)、シェップ・ファン向けのアルバムというところでしょうか。

 
 
14:56 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

PARISIAN CONCERT, VOL.1/ARCHIE SHEPP その3


 テンプレートを変えてみました。暑苦しい音楽ばかり紹介しているので、画面位は涼しげにしようかと思いました。


B-1 「confirmation」
B-2 「baimbu」

 B-1は言わずと知れたパーカーの有名曲。B-2はシェップ作曲で、タイトルだけ見るとアフロっぽい曲かと思いきや、意外にスタンダードっぽいなんということはない普通の曲でした。
 B-1は4分ちょっとで、演奏の後メンバー紹介のアナウンスが入り(B-4の後にも入る)、フェイド・アウトするのでアンコールの曲かと推測します。ソロはシェップとドラム(ほんの少し)だけで、かなりヤッツケっぽい演奏ですが、独特の濁った音色でバピッシュなフレーズを吹くシェップもなかなか良いものです。ドラムのクリフォード・ジャーヴィスも「こういう曲なら任せんかい、おらーっ!」(見た目がそういう感じなんで)、という感じで叩きまくっています。
22:23 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

PARISIAN CONCERT, VOL.1/ARCHIE SHEPP その2

A-1 「hoo ray for herbie」

 マル・ウォルドロン作曲。マル・ウォルドロンとシェップの組み合わせはちょっと意外な感じもしますが、この時期二人は共演していた事もあったようです。
 25分近くあり、シェップが短いテーマの後10分以上吹きまくる曲です。リズムは基本的に4ビートで、テーマのコード進行に関係無くモード一発みたいな感じで、途中アラブっぽい旋律も出てきます。
 シェップ得意のゴリゴリなプレイを期待したのですが、残念ながら不完全燃焼で一酸化炭素中毒になりそうです。音に芯がなく、グダグダな感じが聴いていてどうにももどかしくなってきます。最後のほうに少し盛り上がってきてドラムも手数が多くなり、来たかっ、と思ったらテーマに戻ってしまいます。
 クリフォード・ジャーヴィスのドラムは、シンバル・ワークはグルーヴ感があり良いのですが、スネアなどのプレイは地味でシェップに気合いを入れるところまではいっていません。裏ジャケットの写真はかなりヤバイ感じ(長めのアフロにサングラス・口髭・ラスベガス時代のプレスリーみたいなもみあげ)なのですが。ただスネアやバス・ドラムの録音がショボイので、それが地味に聞こえる原因かもしれません。
 
23:26 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

PARISIAN CONCERT, VOL.1/ARCHIE SHEPP その1

parisianconcert.jpg



A-1 「hoo ray for herbie」
             
B-1 「confirmation」
B-2 「baimbu」
B-3 「blues free」
B-4 「sonny's back」                         


ARCHIE SHEPP(ts)
SIEGFRIED KESSLER(p)
CAMERON BROWN(b)
CLIFFORD JARVIS(d)

 
 1977年録音の、タイトル通りパリでのコンサートを収録したアルバムです。輸入盤なので、ライナーもなく詳しい事は全く分かりません。
 ピアノは全く知らない人で、裏ジャケットの写真を見ると白人だという事が分かります(名前だけでも予想はつきますが)。この時のライヴ・アルバム以外では見かけない名前なので、もしかしたら現地で探したのでしょうか?
 ベースは70年代からシェップと共演している白人で、あの、あの(2回言っちゃったよ)大名演「hipnosis」(「A SEA OF FACES」に収録)でも弾いています(詳しい事はこちらで)。ゴリゴリでコテコテに黒いイメージですが、意外に白人との共演が多いシェップです。70年代のマイルスもそうですね。
 ドラムは割とよく見かける名前の人(黒人)ですが、私は一度も聴いた事がないと思います。
 A面はシェップ得意の、一曲で片面全部使っちゃったよこの人、というマラソン・ブロウ(今テキトーに命名しました)で、どんだけ吹きまくっちゃっているんだろうと興味が湧きますが、さて実際はどうでしょうか。
23:53 | jazz | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その6

B-2 「sudden death」

アンソニー・デイヴィス作曲。9分半ほどの曲ですが、複雑な構成になっています。
 「ドルダカドコドブハッ!」とユニゾンで慌ただしく始まり、メイン・テーマになりますが、メロディを言葉に置き換えたらどうなるかな?とおバカな事を考えてみました。こんな感じです。

 「時任(ときとう)っ、寝てたネッ!?」、「俺っ?俺っ!?」×3

 いや、アクセントがホントにこういう感じなんですよ。出来れば「時任」のところを「ときとっ」と素っ頓狂な感じで言って下さればより近いです(どうでもええわ)。
 それはともかく、その後集団即興あり、ピアノ・フルート・トロンボーンの順にソロがあり、という流れですが、どれも1~2分程度と短いっ!ピアノはセシル・テイラーばりの激しさでもっと聴きたかったし、フルートは最初静かに始まりますが段々熱を帯びてきてこれから、というところで終ってしまうので、物足りなさが残ります。トロンボーンのソロはほとんどベースとのヒソヒソ話みたいなものなので早く終って逆にホッとした、という感じですが。
 各自のソロが終ると、新たなテーマというかリフの繰返しが段々速くなり、トロンボーンが「も、もうついていけないッス!」と脱落しかけてバラバラになりそうなところで「ジャ~ン」となって終わったかと思いきゃ、また違うリフが出てきて繰り返され、そこで今度こそ本当に終わります。
 しかしそれぞれのソロの合間にも「ドルダカドコドブハッ!」や、「時任(ときとう)っ、寝てたネッ!?」などが出てきて目まぐるしく展開の変わる、よく言えば凝った、悪く言えばひねりすぎた感じのする曲です。個人的には、フリージャズにシンプルな力強さやむき出しのブラックネスを求めているところがあるので、現代音楽的な演奏や凝りすぎた曲は正直苦手です。
 というわけで、6回に渡って取り上げたこのアルバムもこれで全曲紹介し終わりました。長々と書いてきた割には、脱線しまくってしかもあんまり褒めていないという。アーティストが読んだら絶対しばかれそう。 
22:50 | jazz | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

HIDDEN VOICES/ANTHONY DAVIS JAMES NEWTON QUARTET その5

B-1 「crystal texts set1, pre a-reflexion」

ジェイムズ・ニュートン作曲。難しそうなタイトルですが、予想通り現代音楽風の、隙間の多い薄ら寒い展開の曲です。一時期はこの手の音楽に異常に興味を持って、何か意味があるんだろうと一音一音に集中しながら聴いていたものですが、無駄だと思いやめました。
 5分過ぎから「エエイッ、まどろっこしいや。オイラは江戸っ子だいっ!」とは思わなかったでしょうが、突然爆発して集団即興に突入します。おおっ、と思い真剣に聴き始めますが、全体的にちょっとぬるい感じもします。中ではスペシャル・ゲストのジョージ・ルイス(tb)がA-1でのうっぷんを晴らすかのように(?)、頑張っています。こういう曲調では、トロンボーンのピッチの不安定さやモソモソさも気にならず、むしろそこが逆にイイ感じです。作曲者のジェイムズ・ニュートンのフルートも頑張ってはいますが、いかんせんこの音の渦に巻き込まれ、あんまりよく聞こえません。ゲストに花を持たせたわけではないでしょうが。
 そういえばアーチー・シェップは長い間トロンボーンをバンドのメンバーに加えていましたが、ヤクザで無骨なシェップのテナーとちょっとユーモラスなトロンボーンの対比が良いコンビネーションを作り出していました。シェップ一流のブラック・ユーモアの表現だったのかもしれません。
 それはともかく、このまま最後まで突っ走るのかと思いきや、8分過ぎにまた現代音楽風の展開に戻ってしまいます。言うなれば、インテリっぽい人達が専門用語を使って小難しい議論をボソボソしていたが、遂にその中の1人がしびれを切らし、ちゃぶ台をひっくり返して取っ組み合いの大喧嘩を始め、でもみんなもやしっ子だからすぐ疲れて、やっぱり冷静に議論しようということになり、でも疲れちゃったからグズグズになって終る、という感じでしょうか。って絶対違うと思いますが。
00:31 | jazz | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑
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