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今日の一曲「green river blues」CHARLEY PATTON

 今日もまた「CONGOTRONICS 2」を聴いてトリップしているわけですが、ちょっと戦前ブルースなんかを聴いてみたりしました。

 別にこの曲がチャーリー・パットンの曲の中で一番好きだというわけではないのですが、CDをランダム再生してたまたま一曲目に出てきたのでリピートして聴きながらこの文章を書いています。

 ブルースと名前が付きながらブルース臭さがほとんど感じられない曲で、なんかどこかで聴いたことのあるような素朴なメロディです。ブルースと言うよりは民謡・バラッドとか言った方が近いように感じますし、白人が歌っていても全然違和感がないような気がします。というか、もともと白人が歌っていたメロディじゃないでしょうか。

 いかにもブルースというような形式のものよりも、こういう黒白両方の要素が混ざり合っているものの方が実は好きだったりします。私がデルタ・ブルースを好きなのは、弦を叩きつけたりダミ声で歌うあの迫力もさることながら、黒人的な要素だけでなく、白人的なものもまだ残っているところに魅力を感じているのかもしれません。
 デルタ・ブルースというとロバート・ジョンソンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、あの人はかなりシティ・ブルースの影響が強いので、曲によっては時々洗練されすぎていると感じられることもあります(特にブギ調のものなど)。もちろんとんでもない天才であることは間違いなく、なかでもリズム感の凄さはちょっと信じられないほどです。しかしどのジャンルでも天才と呼ばれている人にはリズム感が飛び抜けてスゴイ人が多いですね。例えばジャズならルイ・アームストロングやチャーリー・パーカーなどが代表でしょうか。ああ、また話が脱線してしまいました。
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23:33 | blues | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Le laboureur」MASANKA SANKAYI feat.KABONGO TSHISENSA/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

 最近は「CONGOTRONICS 2」から一日一曲ペースで聴いていますが、今日は六曲目を紹介します。ちょっとスティール・ドラムのようにも聞こえる音はアンプリファイドされた親指ピアノ(これもリケンベでしょうか)だと思われますが、それにバラフォンや低音の利いたパーカッション、泥臭いヴォーカルとコーラス等がポリリズミックに絡み、摩訶不思議な妖しさとグルーヴを生みだしています。

 こういう音楽をヘッドフォンで音量を上げて聴いているとトリップしてしまいそうですが、聴きながら思ったのはアフリカに限らず黒人音楽にはこういう呪術的・儀式的な要素が感じられるものが多いということです。

 麻薬・ドラッグにしても、白人の場合は反体制とか不満のはけ口といったイメージがありますが、黒人の場合はもっと宗教的なイメージに結びつきます。 
 ラスタなどはまさにそうですし、ヴードゥーについては詳しくありませんが
やはりそんなイメージがあります。白人が押しつけたキリスト教にしても、プロテスタント系の黒人教会での牧師と信者達のトランス状態を見ると、音楽・儀式・麻薬(この場合は脳内麻薬物質でしょうが)の密接な関係について考えざるを得ません。

 この三者の関係については、黒人に限らず例えばチベットの密教音楽などアジアでもおそらく沢山見られるでしょうから、逆に白人が特殊と言えるかもしれません。しかし黒人の場合、宗教音楽だけでなくポピュラー音楽や、ジャズなどの高度に抽象的な音楽にもそういう要素が流れ込んでいるところがブラック・ミュージックの面白さ・不思議さではないでしょうか。

 うーん、話が思わぬ方に進んでしまい自分でも何を言っているのか分からなくなってしまいましたが、こういうことに興味のある方がいらっしゃれば是非ご意見を伺いたいところです。
23:10 | africa | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Koyile/Nyeka Nyeka」KASAI ALLSTARS feat..Tandjolo/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

 昨日に続きアルバム「CONGOTRONICS 2」から、二曲目に入っているこの曲です。メンバーに多少違いがあるかもしれませんが、昨日紹介した曲と同じカサイ・オールスターズによる演奏です。ちなみにライナーによると、このグループはコンゴ南部のカサイという地方の、いくつかのグループからの選抜メンバーによる臨時グループだそうです。

 この曲は二部構成のようになっていて、最初はゆっくりめのテンポですが、一旦ブレイクした後テンポの早い祝祭的な展開になります。というかタイトルを見てみると、もしかしたら二つの曲をメドレー形式で演奏しているのかもしれません。

 それはともかく、前半・後半とも一定のフレーズを繰り返すミニマルな形式で、その上で繰り広げられる女性コーラスと男性ヴォーカルとのコール・アンド・レスポンスがトランス効果を生み出しています。
 バックの演奏も、色々な楽器のノイズ成分(和楽器でいうサワリ)が呪術的な感じをより強調しています。

 ミニマルというと、私はスティーヴ・ライヒが大好きなのですが、もしかしたらライヒの音楽はかなりアフリカ音楽を参考にしているのではないかと今ふと思いました(私が知らなかっただけでライヒ・ファンには常識的な事なのかもしれませんが)。ライヒなどのいわゆるミニマル・ミュージックは完全に意識的にやっていますが、アフリカの人達はナチュラルにやっている感じに聞こえます。生活に根ざしているというか、血がそうさせるというか。どちらが優れているという問題ではないのでしょうが、アフリカ音楽のこの力強さ・生々しさは、他では得られない魅力があると思います。
00:21 | africa | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Wa Muluendu」MASANKA SANKAYI+KASAI ALLSTARS feat.MUTUMILAYI/アルバム「CONGOTRONICS 2」より

congotronics2.jpg


 これは強烈です。ほとんど何も知らないまま、さほど期待せずに聴いたのですが、ビックリしてしまいました。

タイトル通りコンゴの最近の音楽を集めたオムニバスで、民族楽器とエレクトリック楽器が違和感なく絡み合っています。

いわゆるワールドミュージックの範疇に入るのでしょうが、ポップスというよりはもっと泥臭く、しかもモダンな響きがするという不思議な音楽です。

今回は一曲だけ紹介しましたが、他にもスゴイ演奏ばかりです。いや、コンゴは今凄いことになっていますね。

17:26 | africa | comments (4) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Earth Angel」THE PENGINS

 今日の就寝前の一曲は、ドゥー・ワップ・グループのペンギンズによる1955年のヒット曲です。

 ミディアム・テンポの3連符とリード・ヴォーカルの高い声が、寝る前にはピッタリです。私はどちらかというと甘めの声は苦手なのですが、この手の音楽の場合全く気にならず、むしろとてもゆったりとした良い気持ちになります。
00:34 | R&B | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「kandjoura」TOUMANI DIABATE/アルバム「DJELIKA」より

 昨日の文章で、アフリカのコラという竪琴について少し触れたので、今日はマリのコラ奏者トゥマニ・ジャバテのアルバムから一曲紹介したいと思います。

 このアルバムはコラ・バラフォン(アフリカの木琴ですね)・ンゴニ(ネットで調べても、アフリカの三味線という意味不明な説明しかなかったのですが、写真で見るとウクレレ位の大きさの弦楽器で、音を聴くとなぜかベースのような低音を出しているのがそうだと思われます)という編成が基本になっており、曲によってウッド・ベース、カマレ・ンゴニ(これもよく分かりませんが、ネットで調べると六弦ハープとなっており、音を聴くと低いコラのような音を出しているのがそうだと思われます)が参加しています。

 このアルバムには伝統的な曲だけでなく、オリジナルも入っているようですが、輸入盤なので詳しいことはよく分かりません。この曲は基本の三人だけで演奏しており、コラとバラフォンが交互にアドリブを取り、主役のコラも勿論ですが、バラフォンも名人芸らしい演奏を聴かせてくれます。

 このアルバムは何年も前に入手したまま、ほとんど聴かずにほったらかしていて、今回初めてある程度集中して聴いてみたら「あー、何だか分からないけどなんか良いかも」と感じられました。この手の音楽に関してはほとんど無知に近い状態なので、正直良い悪いを判断する力を持っていませんが、派手さはないもののジワジワ利いてくる感じがあります。なにより素朴ながらも温かい音色が良いですね。

 

 
00:15 | africa | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑

今日の一曲「カンツメ節」里 国隆/アルバム「奄美の哭きうた」より

 今日はちょっと番外編というかいつものブラック・ミュージックではないのですが、奄美出身の放浪芸人里国隆の1975年録音のアルバムからの曲です。

 一応ジャンル的には島唄となるのでしょうが、私達が普段テレビ・ラジオ等で耳にする島唄とは違い、放浪芸ならではの荒々しさ・生々しさが強烈なインパクトを与えます。

 三線も弾きますが、この曲は(おそらく手作りの)小型の琴を膝の上に立てて右手で掻き鳴らしつつ、左手で二枚の竹片をカスタネットのように打ち、なおかつ絞り出すような声で歌うという、耳からだけでなく見た目にもかなりインパクトのあるスタイルです。

 戦前のカントリー・ブルースに比較されたりもするようですが、私はむしろコラというアフリカの竪琴を弾いたり歌ったりする、グリオというアフリカの世襲の音楽家を連想しました。まあ、純粋にその音楽を楽しめばそれで良いわけで、いちいち他の音楽と比較する必要は無いのですが、時代も場所も全然違うところで似たような音楽が生まれるということに何か想像力がかき立てられて、そこが私が色々な種類の音楽に興味を持つ大きな理由の一つだったりします。つまり単なる好き嫌いや先入観だけで聴かなかったりするのは、私にはとてももったいないことのように思います。もちろん誰にでも勧められる聴き方だとは思いませんが。

 
23:54 | 未分類 | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「Canned Heat Blues」TOMMY JOHNSON

 今日も激しいものをひとしきり聴いて、最後に戦前のカントリー・ブルースで締めたいと思います。トミー・ジョンソンはミシシッピのジャクソン・ブルースを代表するブルースマンです。

 同じミシシッピでも、チャーリー・パットンやサン・ハウスに代表されるように、ダミ声で歌い演奏も激しいデルタ・ブルースとは違い、歌声もきれいな低音で(時折聴かれるファルセット・ヴォイスが素晴らしい)、ギター演奏もより素朴でおとなしいものです。

 荒々しいデルタ・ブルースは勿論最高に好きですが、トミー・ジョンソンの少し哀愁の漂う歌と演奏を聴くのもなんともいえない良い気持ちになります。
00:52 | blues | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「In The Still Of The Night」THE FIVE SATINS

 ドゥー・ワップは詳しい訳ではないのですが、この手のサウンドは大好きなのでたまに聴きます。この曲はドゥー・ワップでは超有名曲で、曲名は知らなくても聴いたことのある方は多いのではないでしょうか。

 私などは冒頭のコーラスが聞こえてきただけで気持ち良くなってしまいます。いやー、この頃の黒人大衆音楽は何を聴いてもほとんどハズレがないですね。バックのサウンド(特にドラム)がまた良いです。流行の音楽でありながら質が高いという、音楽的には幸せな時代だと思います。

 

 

 

 
00:37 | R&B | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「All I Want Is That Pure Religion」BLIND LEMON JEFFERSON

 この曲はテキサス・カントリー・ブルースの大物、ブラインド・レモン・ジェファーソンが1926年に初録音した曲です。

 タイトルからも分かる通り、ブルースではなくスピリチュアル曲です。ブルースももちろん好きですが、こういうギター弾き語りによるスピリチュアルも大好きです。というか一般的にはブルースの方が圧倒的に人気がありますが、スピリチュアルはあまり話題にならないのが不思議であり、また残念でもあります。

 演奏的にはブラインド・レモンにしては特にスゴイというほどではありませんが、コード進行やメロディにブルースとはまた違う独特の良さがあり、好きな曲です。
23:52 | blues | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑

今日の一曲「rope stretching blues」BLIND BLAKE

 今日は午後からフリー・ジャズや70年代のマイルス、R&Bなどとりとめなく色々なものを聴いていましたが、素朴で少し哀愁を含んだ戦前のカリプソ(カリプソというと明るいイメージがあるかもしれませんが、戦前のものは不安定な社会情勢のためもあってか必ずしも明るいものばかりではないようです)を聴いていたら、沈み気味な心と疲れた身体に心地よく響きました。

 なので一時期よく聴いていた戦前のカリプソについて書こうかとも思いましたが、長くなりそうなのでまた日を改めてボチボチ書くことにして(いつになるやら)、ブラインド・ブレイクの、やはり素朴で哀愁のあるこの曲を取り上げます。

 ブラインド・ブレイクというと、戦前のブルースが好きな方なら知らない人はいないというほどの有名人です。ギター・ラグを得意としていて、それはそれは物凄いテクニックとスイング感なので聴いたことのない方には是非一聴をオススメします。

 この人の音楽は明るいものが多いのですが、この曲は珍しく物悲しい曲調です。歌詞の聞き取りが出来ないので正確なことは分かりませんが、どうやら絞首刑を待つ死刑囚の事を歌った曲ではないかと思われます(間違えていたらスイマセン)。

 あと一歩でクサくなってしまいそうな演奏ですが、軽快な曲の多い中でこの曲を初めて聴いた時強く印象に残りました。この物悲しさが今の私の心境には合っていると思います。いや、別に死刑囚と同じ心境というわけではありませんよ(当たり前か)。

 
22:04 | blues | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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