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MARZETTE & COMPANY その3

B-1 「Ia」

この曲ではマーゼットはテナー・サックス、ランカスターはアルト・サックスを吹いています。ランカスターに比べるとテクニック的には見劣り(聴き劣り?)するマーゼットですが、太い音色で低音をブリブリ鳴らすハッタリ気味のプレイがこの人の持ち味でしょうか。二人のスタイルを例えるならば、マーゼットは宵越しのカネは持たない豪快な親分肌、ランカスターはちょっと地味だけど仕事はキッチリこなす職人肌といったところでしょうか。 
 
 
B-2 「Geno」

 ゆるやかなテーマから始まって、サックスを中心とした集団即興の部分で激しくなり、また静かになっていって終わるというパターンは全3曲同じです。 が、この曲が一番大人しめで途中一旦盛り上がっているのに、曲を聴き終わった後は、最初と最後のけだるいイメージが強く残っています。けだるいフリージャズというのもなかなか面白いとは思いますが。

 マーゼットはここではソプラノ・サックスを吹いていますが、得意(と勝手に決めてしまいましたが)の低音ブリブリ奏法が出来ない為か、はたまたこの曲だけマーゼットの録音レベルが小さい為か(というより他の2曲はマーゼットの音だけやたらデカイ)存在感は薄いです。

 この曲ではソニー・シャーロックのギターがフィーチャーされていますが全体の雰囲気に合わせてか、A-1で聴かれたような「ギュルギュルギュルギュル・ギュワーン!」(擬音で書くとバカっぽいですね)的な爆裂ソロではなく、人がボソボソ喋っているのをそのままギターに置き換えたような演奏です。ちょっとジェイムズ・ブラッド・ウルマーを思わせる演奏ですが、もちろんシャーロックの方がはるかに先です。


 ライナーによれば、この後サヴォイよりもう一枚アルバムを作り、70年代以降は画家としての活動に集中したようです。先にも書いたように、他の有名なリード奏者に比べるとテクニックはあまりないように感じられるので仕方がないかなとは思いますが、ソニー・シャーロックを始めとした他のメンバーの熱演もあり、全体的には良い演奏だと思います。
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