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COOL STRUTTIN'/SONNY CLARK その2

 今回はアルバム最後の曲であり、クラークのピアノがフィーチャーされている「deep night」について書きたいと思います。前回私は「cool struttin'」について、「クラークの翳りのあるプレイが日本人好みだという話をよく聞きますが、この曲に関しては個人的に今いちピンと来ません」と書きましたが、「deep night」を聴けば「なるほど」と思わされます。

 「cool struttin'」や「sippin' at bells」を聴いている時は、「アルトとトランペットがキャノンボール・アダレーとリー・モーガンだったらまた違って聞こえるんだろうな」とふと思ったりしますが(異論もあるでしょうが)、この曲に関してはこの二人の組み合わせで良かったと思います。

 特にジャッキー・マクリーンの、これまた翳りのある音色とタメの利いた独特のリズム感(さんざん言われていることですが)がクラークのハーモニーとリズムの感覚にピッタリ合っていて、ジャズ(ハード・バップの場合特に)においてメンバーの組み合わせの大事さを痛感させられます。

 私はハード・バップを聴く場合、リーダーは勿論各プレイヤーの強烈な個性や真剣勝負のぶつかり合いによる緊張感を好む傾向があるので(私は上手な演奏家による荒っぽいプレイを好むようです、もちろん例外もありますが)、比較的おとなしい部類に入るであろうこのアルバムに最初あまり反応しなかったのだと思います(他のジャンルに関しては渋いと言われるような演奏も好きだったりするのですが)。
 
 しかし、今回おそらく十年以上ぶりにちゃんと聴き返してみると、「deep night」はなかなか良いなと思えるようになり、もっとクラークの演奏を聴いてみたくなりました。
 特にクラークのハーモニー感覚に興味を持ち、リーダー・アルバムは勿論サイドマンとして参加している作品も色々聴いて、クラークがそのセッションにおいてどういう役割を果たし、影響を与えているかまで聴き取れるようになれたらもっとハード・バップの面白さが分かるようになるのではないかと思います(今まではドラム中心に考えていて、基本的に今後も変わらないと思いますが、最近はピアノもかなり重要なのではないかと思い始めています)。
 
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DOUG WATKINS 「panonica」  アルバム「WATKINS AT LARGE」より  | top | COOL STRUTTIN'/SONNY CLARK その1

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