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「CAPTAIN BUCKLES」DAVID NEWMAN

 デヴィッド・”ファットヘッド”・ニューマンがアトランティックの傘下レーベル、コティリオンから1971年に発表したアルバムです。ニューマンといえば前回触れたように、レイ・チャールズ・バンドのスター・プレイヤーとして有名なサックス奏者ですが、1954年にレイのバンドに加わり1963年に退団したものの、このアルバムを録音した時は短期間復帰していたようです。

 バック・メンバーはブルー・ミッチェル(ジャズ界では有名な人ですが、この人も当時レイのバンドに参加していたそうです)tp、エリック・ゲイルgt、スティーヴ・ノヴォセル(スタンリー・カウエル=チャールズ・トリヴァーのミュージック・インクのベーシスト)b、バーナード・パーディーds、という編成です。

 全7曲の内、ニューマンは3曲をテナー、2曲をアルト、2曲をフルートで演奏しています。大雑把に言うとテナーではブリブリ吹いて、アルトではメロディアスに、フルートではソウルフルに、という具合に楽器を使い分けているようです。ビートルズの「サムシング」とスタンダードの「時さえ忘れて」(2曲共アルトでの演奏)は例外として、基本的にはファンク・ジャズと言われるようなタイプの曲(4曲がニューマン、1曲がミッチェルのオリジナル)が並びますが、個人的にはニューマン作で、唯一の4ビート(もう一曲サビだけ4ビートの曲もありますが)の「クリンチャー」でのニューマンの弾けるテナー・ブロウが一番のお気に入りです。

 後2曲のテナーも良いのですが、完全なファンク・ビートの為かアドリブがどうしても型にはまるというか、小節線に縛られて奔放なプレイが出来ないように感じてしまいます。このファンク・ビートのジャズにおけるアドリブでの、なんとも言えないもどかしさはこのアルバムに限らず、他の人の演奏を聴いても前からずっと感じていたのですが、この感覚は私だけでしょうか。まあこういうタイプの音楽は、アドリブにおけるスリルや緊張感よりも全体的なグルーヴ感を重視していると思うので、ないものねだりなのかもしれません。
 あっ、そうそう、グルーヴ感といえばエディ・ゲイルとバーナード・パーディはもちろん素晴らしいのですが、スティーヴ・ノヴォセルのプレイが良かったのは意外でした。この人は元々アコースティック・ベースがメインだと思っていましたが、ここでのエレキ・ベースのグルーヴ感はソウル/ファンク界でも充分通用すると思います。というかそっちの世界での参加は無いのでしょうか。

 それはともかく、先に記したような理由でファンク系のジャズはいくつか持っているもののあまり聴いていなかったので、これを機会に少し聴いてみましょうか。じゃあ次は、この手のものでは例外的に最初聴いた時インパクトのあった(でもその後何故か全然聴かずじまいの)アーネット・コブあたりにしましょうかね。
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20:38 | jazz | comments (0) | trackbacks (1) | page top↑
「CHITTLIN' SHOUT」ARNETT COBB | top | 今日の一曲「(Night Time Is) The Right Time」/RAY CHARLES

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