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「THE ORIGINAL JOHNNY OTIS SHOW」JOHNNY OTIS

 このアルバムはジョニー・オーティスが1949年から51年までサヴォイ・レーベルに録音したもので、VOL.1とVOL.2に分けられて発表されました。
 ジョニー・オーティスはこのサヴォイ時代の前に、エクセルシャーというサヴォイよりさらにマイナーな黒人音楽レーベルにフル・バンド編成での録音があります(サヴォイが後に原盤を買い取ったのでしょう、その中の四曲がこのアルバムのVOL.1に収められています)が、このサヴォイ時代はコンボ編成での録音になっています。

 この人は元々ドラマーとして出発していますが、サヴォイ時代からはヴァイブを演奏することが多くなっています。バンドのメンバーについては、恥ずかしながら知らない人がほとんどですが、印象に残るのはTボーン系ギタリストのピート・”ギター”・ルイスです。インストの何曲かでフューチャーされていますが、ディストーションの利いたワイルドなプレイはとてもインパクトのあるものです。
 インストものでは他にブロウ・テナーや御大のヴァイブが大活躍するものが
ありますが、やはりこのバンドの目玉はヴァラエティ豊かな面々が揃ったシンガー達でしょう。シャウターやチャールズ・ブラウン・スタイルのバラディアー、ヴォーカル・グループ、女性シンガーとそれぞれタイプは違いますが、中でも素晴らしいのはエスター・フィリップスです。この人はジョニー・オーティスに見いだされこのバンドでデビューして名を上げ、退団後ソロで活躍しますが、当時は確か十代半ばでリトル・エスターと呼ばれていました。幼さの残る声ながら、独特の艶っぽさもありとても魅力的な声の持ち主です。一人で歌っている曲も良いですが、チャールズ・ブラウン・スタイルで少し甘めの声のメル・ウォーカーとのデュエットがまた素晴らしいです。バラードでは御大のヴァイブの伴奏も良い味を出しています。
 他にはドゥー・ワップ・グループとして後に大ヒットを連発するコースターズの前身にあたるロビンズが有名どころですが、リード・シンガー(ボビー・ナンだったと思いますが)の低音ヴォイスが個人的には大好きです。

 このアルバムには二枚合わせて六十近い曲が収録されていますが、以上のように色々なタイプの曲があり盛りだくさんの内容で、さすがジョニー・オーティス・ショウという名にふさわしいものになっています。
 でも実はこの中で一番好きなのは、エクセルシャー時代の四曲だったりします。フル・バンドならではの迫力、二曲でフューチャーされている元祖ブルース・シャウターのジミー・ラッシング(この当時ジョニー・オーティスがお手本にしていた、カウント・ベイシー・オーケストラに以前在籍していた)の塩辛く貫禄のある歌声、御大の白人離れしたドラムなどたった四曲しか聴けないのが残念なほど素晴らしい内容です。

 この時期のジョニー・オーティス・ショウというバンドは、多少の交替はあったものの基本的には同じメンバーで録音していたと思われますが、曲によってはゲスト・ミュージシャンを呼んでいたりもします。
 ということで次回はある超大物テナー・サックス奏者をフューチャーした演奏を紹介したいと思います。
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